産婦人科は泉南付近の笠松産婦人科・小児科へ@大阪・阪南市
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院長の学術活動報告

院長の活動報告
 2015

 1月17~18日 日本母乳の会理事会出席

 

 1月25日     大阪府立母子保健総合医療センターの母乳育児ワークショップで講演しました。演題は『入院中の支援システム』でした

 

 1月31日     泉州産婦人科医会出席

 

 2月1日      第6回近畿母乳育児フォーラムで、当院スタッフより『妊娠中からの母乳育児支援~バースプランアンケートの試み』の演題で発表、私から『データ記入について』発表しました

 2月8日      阪南市三師会(医師、歯科医師、薬剤師)の集まりに参加してまいりました

 

 2月21~22日 南九州地方のBFH施設に他の理事とともに支援に行ってまいりました。講演の演題は『入院中の母乳育児支援を考える』でした

 

 3月7日      大阪母乳の会定例会で青野敏博先生セミナー③開催、3回にわたってのプロラクチンとオキシトシンの学術的なお話、ありがとうございました

 

 3月21日     施設内のベビーフレンドリーハウスで『大野明子先生講演会』を開催しました。院内スタッフ、地域医療者、お母さんに声をおかけして約30名集まって頂きました。活発な質疑がもたれました

 

 4月25~26日 日本母乳の会再評価委員会出席のために東京に行ってまいりました

 

 5月23~24日 中部地方のBFH申請病院に、他の理事数名と共に現地訪問審査に行ってまいりました

 

 6月6日      第18回大阪母乳の会 富山県立中央病院小児科医の二谷武先生に講演していただきました。

 

 6月13日     大阪産婦人科医会総会に出席しました

 

 6月27~28日 日本母乳の会関連委員会と理事会に出席してまいりました

 

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院長の活動報告
 2014年

 1月18~19日 日本母乳の会理事会出席

 

 1月21日     保険請求勉強会(堺市民会館)

 

 2月2日      第5回近畿母乳育児フォーラム

              於) グランフロント大阪

              テーマ) 『乳腺炎への対応』

                   『補足基準について』

              参加者) 200名を超える予想以上の参加者数でした

 

 2月5~6日   モンゴル国より、新生児科医のトンガラク先生、オユンナ先生が研修訪問に来られました(今年で6回目、そしてこの年で終了となりました)。

            毎回恒例の、夕食会、朝からスタッフによるフリースタイル出産、授乳支援・介助、小児科健診の説明、午後から院長の「私たちの施設のお産、母乳育児支援」のプレゼン、モンゴル国新生児医療の紹介のあと、これまた恒例の歓迎パーティと、私たちの施設のおもてなしに充実した時間を過ごしていただいたのではないか、と思っています。記念写真、プレゼント交換、特に今回は「着物着付け体験」を企画し、とても喜んでいただけたと感じています。

 

 2月8日      泉州和医大会に参加してまいりました

 

 2月22日     ベルランド総合病院BFH認定記念講演会に参加し、日本母乳の会を代表して祝辞を述べてまいりました。

 

 3月8~9日   “おさんぽ”(自然出産を目指す産科医の集まり)のオフ会が群馬県の伊香保温泉であり、行ってまいりました。メンバー中、参加された方は少数でしたが、とても楽しく語らいました。短いひと時でしたが、極上の時間となりました、ありがとうございました。

 

 4月8日      難波で久しぶりに“いいお産の日”のメンバーが集まりました。「このままでいいのか」などいろいろ意見が噴出しました。

 

 4月12日     枚方市のO産婦人科(友人でもあるのです)で『10ヵ条を施設に導入するには』の演題で講演してまいりました。

            構成は、A.母乳育児成功のための10ヵ条 B.「入院1週間」という環境 C.「入院中の支援」を解析する D.「入院中の支援」の実践 で講演させていただきました。

 

 4月19日     大阪母乳の会定例会

 

 4月26日     日本母乳の会関連委員会会議

 

 5月11~12日 北陸地方の病院にBFH現地調査に行ってまいりました。素晴らしい病院でした。

 

 5月16、20日  奈良県天理市の病院のスタッフが2名ずつ2日がかりで施設見学に来られました。

 

 5月24~25日 中部地方のBFH病院に訪問、支援に行ってまいりました。良く頑張っておられました。

            講演の構成は、A.私たちの周産期環境 B.母乳育児支援の「評価」 C.「入院中」の母乳育児支援 D.「赤ちゃんの心を聞く」母乳育児 で話をさせていただきました。

 

 6月8日      大阪母乳の会第17回“おっぱい・子育ておおさかフォーラム”(ところ;ブリーゼプラザ)の企画は、スキルアップセミナー、『初回授乳、生まれて24時間の取組み』『STS、母子同室のリスクマネージメント』『施設退院後のフォロー』の3つの演題に、大阪府下BFH6施設が、2施設ずつ、発表役、コメント役、司会進行役に分かれて、トークバトルを行う刺激的なもので、結果も十分満足すべきものとなったと感じています。

 

 6月28~29日 日本母乳の会理事会に出席してまいりました。

 

 7月6日      ひょうご母乳・育児の会に参加してまいりました。

            

 7月6日      同じ日に大阪府立母子センターのワークショップがあり、当院のスタッフがチューターとして参加しました。

 

 7月10日     泉佐野泉南勉強会で大阪大学木村教授がお話していただき、その司会をさせていただきました。拙い司会で申し訳ありませんでした。このたびはありがとうございました。

 

 7月19日     なにわ周産期セミナーに参加してまいりました。

 

 7月20日     わかやま母乳の会に参加してまいりました。

 

 8月1~3日   熊本市で開催された母乳育児シンポジウムにスタッフ4名と共に参加して参りました。近藤実行委員長始め、地域の実行委員皆さまの思いが伝わってくる、素晴らしい集まりでした。お疲れさまでした。本場の郷土料理、ごちそうさまでした。

 8月3日     シンポジウムの合間に、少し足を延ばして「水俣病資料館」に行ってまいりました。学生時代からの数十年来の“果たしきれなかった”思い、少しは晴らすことができました。皆さまのご冥福をご健康を祈りつつ。

 8月5日     産経新聞より「母乳育児支援」の取材を受けました。母乳育児の優れた点は「育つ心を育てる」ところにある、と話させていただきました。

 

 8月24日     関連委員会の会議に出席してまいりました

 

 9月6日      大阪母乳の会定例会で、青野敏博先生に「プロラクチン・オキシトシン」セミナーをお願いしました(今回から計3回です)。

 

 9月7日      日本母乳の会新理事会が招集され、出席してまいりました。

 

 9月27日     和歌山医大病院で、NCPRAコース受験してまいりました(無事合格しました)。

 

 9月28日     三杉進先生お別れ会に出席してまいりました。本当にこれでお別れですよね、三杉さん!

 

11月15日     大阪母乳の会定例会「青野敏博先生セミナー②」開催

 

11月29~30日 BFH施設連絡会議にスタッフ2名と共に出席してまいりました。

 

12月13日     日本母乳の会関連委員会会議に出席してまいりました。

 

12月20~21日 中国地方のBFH病院に訪問・支援に行きました。講演は『母乳育児支援で目指すもの』の演題で、内容は「A.母乳育児支援の成功とは B.入院中の母乳育児支援 C.赤ちゃんの心を聞く母乳育児」でした。お役に立てましたでしょうか? 元気出ましたでしょうか?

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院長の活動報告

2013年  

1月13日    第11回新生児黄疸管理研究会(旧UB研究会(於 淀川キリスト教病院))で、『これからの新生児黄疸管理~やさしく、確実な管理を目指して~私たちの施設の「黄疸治療」を検討する』の演題で、シンポジストとして発表してまいりました。日頃の「母乳育児支援」や「自然出産」の領域のテーマではなかったので、少々心許なかったのですが、今さら恥ずかしいなど言える年令でもないと割り切り、よい「まとめる機会」ともなるので、誠に失礼となったかもしれませんが、チャレンジしてまいりました。専門家集団にただ一人素人が混じっている、開業産科施設の話となりました。皆様のお話には大変勉強になりました。一方「お産」や「母乳育児」と「黄疸」について、自施設の成績より、いくつかの事実が明らかになりました。以下列記します。

           ・「赤ちゃんにやさしいお産」では、黄疸治療の頻度が低い

             児に負担がかかる経過のお産(緊急帝切、会陰切開、薬剤使用)は黄疸頻度が高い

             臍帯血血液ガス≦pH7.25、酸素治療、出生体重<2500gでは一定割合の黄疸あり

           ・日令23の母乳での体重増加がよいと黄疸頻度が少ない、黄疸例は母乳率が悪い

             体重増加が悪いと黄疸頻度が高い、糖水補足は人工乳補足より黄疸頻度が高い

           ・いくつかの事情から、念のための「黄疸治療」が、17.1%/全対象児、多い傾向であった

           ・退院後の児体重、黄疸などのフォローアップは必要である

             入院中黄疸治療例(14.7%/全対象児)の約30%は、退院後再入院治療となっている

             退院後初回の黄疸治療入院例(2.4%/全対象児)がある

           ・食事会に参加させていただきました。各先生とのお話、楽しい時間、ありがとうございました。

 

1月26~27日  日本母乳の会理事会

 

1月28~29日  モンゴルから新生児科医(エイヘイ先生、母子センターからサポート役で岡崎容子先生)が研修に来られました。モンゴルからの研修は、今年で第5回目になります。

            エンヘイ先生(Dr. T. Enkhjargal)より、『モンゴルの新生児医療(仮題)』について講演していただきました(先生より戴いたPCファイルより報告させていただきます)。モンゴル国の

              周産期死亡率    16.9/1000出生(2010年)

              早期新生児死亡率 10/1000出生

              乳児死亡率      19.4/1000出生

              母体死亡率      45.5/100000出生

              未熟児出生率  4.2%2009年)/4.4%2010年)/4.2%2011年)

            エンヘイ先生は、モンゴルの首都、ウランバートルにある、国立母子健康センター病院(National center for maternal and child health 658床 産科婦人科部門と小児科部門) の新生児科副部長。このセンターでは、毎年約10000件のお産(9088/2009年、9420/2010年、10208/2011年)があり、モンゴルの全出生(68544/2009年、65660/2010年、70328/2011年)の約1/7を担っていることになります。

            モンゴル国の紹介の後、同センターのデータ(未熟児出生率、新生児死亡の原因など)、モンゴルの母乳育児の実状(出産前の母乳育児教育は殆どない、乳房マッサージするスタッフはいない、陥没乳頭には(用手的)ブレストポンプ使用、1時間以内の乳頭吸啜は93%で実施、母乳から乳児食への切り替えは36ヵ月~最初はヨーグルト、次いで肉スープ~、バスなどの公共での授乳は普通の光景である)について、聞かせていただきました。

            当院から、『私たちの施設の妊娠、陣痛、お産、母乳育児支援』の講演をいたしました。

            終了後、恒例の懇親会を行いました。席上、当院の「フリースタイル出産」が話題となり、過去最初のころ当院に研修に来られた(モンゴルの)同僚医師より、当院のフリースタイル出産のことを聞いていたとのこと、またモンゴルの同センターに以前勤めていた、モンゴルのお産の歴史に興味を持っていた、産科医師が「籠」を抱えながらのお産、伝統的なお産について、熱心に話していたことを思い出した、などと盛り上がりました。

 

2月 3日    第四回近畿母乳育児フォーラムが、神戸大医学部シスメックスホールで開催されました。当院より、4名参加しましたが、私はインフルエンザに罹り、欠席しました。さすがにインフルエンザ、大したものです。まいりました。

 

3月23日    泉州広域母子センターの勉強会(りんくう総合医療センター)に出席してきました。

 

3月24日    BFH認定再評価保留施設のための研修会が開催されました(大阪大学中之島センター)。 

          担当委員として、『母乳育児支援の誤解を紐解く』の演題でお話させていただきました。

 

 4月13~14日 「赤ちゃんにやさしい病院」現地調査に行ってまいりました。

            スタッフ一丸で取り組んでいる明るく、元気な施設でした。

 

 4月21日     シャンソン歌手『菅尾玲子さん』のコンサートを聞いてまいりました。2回目ですが、懐かしい歌、軽快なおしゃべり、楽しかったです。

 

 5月23~24日 中学生の職業体験が始まりました。今年は阪南市、泉南市の計5校に増えました。

 

 6月 1日     第16回大阪母乳の会総会・講演会(市立総合医療センター)で、『母乳育児支援と児体重』の演題で講演しました。

            A.「入院1週間と施設の役割」・・この項では、「入院日数、国による違い~日本の入院期間が長めであること」「入院1週間の及ぼす影響、課題と利点~補足や入院中の母乳育児支援の必要性が援助者側の課題となる反面、支援期間の長さがより継続性、個別性に富む、細やかな係わりが可能となる」「1週間の入院期間の意味と意義~①児体重の減少、増加、回復が確認できる②母親の母性、児の社会性、母子関係の発達が確認できるなど」についての話。

              さらに入院中の母乳育児支援として「三つの目標~母乳で、赤ちゃんの体重が増え、母乳育児が続けられる」「母乳育児は三つの要素~おっぱい、赤ちゃん、母親~で成り立っている」「Ⅲ期にステージ分類~乳汁分泌期、児体重増加期、母乳育児確立期~して援助する」「3.5ヵ所のチェックポイント~初期評価(生まれて24時間)、初回授乳評価(2024時間)、最低体重日評価(日令2)、退院日評価(日令5)」の話。

            B.「母乳育児支援、評価の指標」・・まず、母乳育児支援で起こる錯覚として、「問題点を絞り切れていないために起こる錯覚」「補足~何を補足するのか、ではなく、何故補足することになったのか、が課題なのに、徒に、何を補足、に時間を費やしていること」「吸着~適切な吸着を評価することは難しいこと、不適切な吸着の結果、特に最初に明らかになる乳頭トラブルを見つけ、速やかに対応すること、が大切である」の話。

              母乳育児支援の評価指標は、各時期(入院中、退院時、1ヵ月)の母乳率のみが使われてきたが、数値化でき、母乳育児(支援)全体を評価できる指標として、「児体重(減少、増加、回復)」を提案した。20数年間母乳育児支援に係わった中で、①赤ちゃんの体重増加より、母乳(のみ)であることを優先する考え方にときどき出会うこと ②やはり、赤ちゃんは大きくなることが大切であると思うこと ③「母乳であること」と「赤ちゃんが大きくなること」の両側面が両立することが重要である と私は考えています。

              各時期(最低体重日、退院日、1ヵ月)での赤ちゃんの体重減少、回復、増加の推奨域、要注意域、危険域の検討が必要となります。

            C.「児体重減少、増加、回復のデータ」・・()

            D.「各時期の児体重を評価する」・・()

 

 6月 3日     大阪府立母子センターより看護スタッフの皆さまの研修が始まりました。月1名、数日ずつ、来年3月ころまでの予定です。お役にたつことを願っています。

 

 6月18日     十三市民病院で、演題『私たちの施設のお産、フリースタイルのお産』で講演させていただきました。

 

 6月29日     谷口病院BFH認定記念報告会(スターゲートホテル)

             山内代表理事の代理として、出席、祝辞を述べてまいりました。

 

 6月29~30日 日本母乳の会理事会出席(東京)

 

 7月7日      ひょうご母乳・育児の会で、演題 『お産が楽しい、母乳育児が楽しい、への支援』で講演してまいりました。

 

 7月21日     わかやま母乳の会で、演題 『早期母子接触の留意点を考える』で講演してまいりました。

 

 8月5~6日   第22回母乳育児シンポジウム(品川)に参加してまいりました

 

 9月22~23日 北陸地方の私立の産婦人科施設を訪問し、演題『母乳育児支援で目指すもの』で講演、並びに支援してまいりました

 

10月26~27日 ソフロロジー学会に参加してまいりました

 

11月16~17日 BFH施設連絡会議にスタッフ2名と出席

 

12月7日     大阪母乳の会定例会

 

12月21~22日 BFH関連委員会の会議に出席

 

 

 

 

 

 

  
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院長の活動報告(H24年12月)
 12月2日   
日本母乳の会 BFH連絡会議

今年の会議は、「総合病院・周産期センター」と「開業産科」の2グループに分かれて、討議しました。同じような施設間の討議で、問題点がより深まったという肯定的な側面と、総合討議で明らかになった如く、それぞれの課題を拡大させていくような印象をうけました。難しいところです。

 

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院長の活動報告(H24年10月)
 10月2日   
富山県立中央病院で、『入院中の母乳育児支援を考える』の演題で講演してまいりました。
講演内容の見出しに沿ってのべます。(富山県立中央病院は「赤ちゃんにやさしい病院」です)
A.「入院1週間」、施設の役割
①入院日数~1週間・・・「(各国の)入院日数の違い」「入院1週間の影響」
                           「産後の入院期間の意義、意味」「入院1週間の結果と現状」
②「入院1週間」の母乳育児支援・・・
 ・母乳育児支援の目標・・「入院中の母乳(だけ)で赤ちゃんの体重が増え、
                  退院後も母親が母乳育児を続けられること」
 ・入院中の母乳育児支援の構成
   母乳育児は3つの要素で成り立っている・・「おっぱい」「赤ちゃん」「母親」
   Ⅲ期にステージ分類して援助する・・「乳汁分泌期」「児体重増加期」
                             「母乳育児確立期」
   3.5ヵ所に援助のチェックポイントを設ける・・「出生直後(2~4時間)」
                                                           「生まれて20時間」「日令2」「日令5」

B.「体重減少、増加」という指標
①「赤ちゃんの体重増加」を考える・・・「赤ちゃんの体重減少、増加」、
                                                       母親・家族の思い、医療者の思い
②「私たちの施設の体重」、結果・・・(17年間、3年単位で)
 ・分娩数 6833件  新生児数 6862人  
     対象児数 6141人(89.5%)
   (2500g以上~4000g未満、37週以上~42週未満、単胎、健常児)
 ・母乳率(2009~2011) ・・入院中(完全)71.0→退院時94.8→
                      2週間92.6→1ヵ月90.4→2ヵ月87.7%
 ・最低日 ・・ 2.75日→2.3日 と早まる
   最大体重減少率 ・・ -9.26%→-6.56%(平均-7.84%) 
                 と減少が少なくなる
 ・退院日 ・・ 5.94日→5.86日(平均5.88日) と変化なく
   退院時体重回復率 ・・ -3.33%→-1.0%(平均-1.9%)
                                        と回復が目覚ましい
 ・2週間(健診日) ・・ 13.22日→12.96日(平均13.05日)と変化なく
  体重増加率 ・・ 7.37%→8.58%(平均8.2%) と増加
 ・1ヵ月(健診日) ・・ 31.24日→32.24日(平均32.27日)と変化なく
  体重増加率 ・・ 35.87%→40.87%(平均38,87%) と増加あり
 ・2ヵ月(健診日) ・・ 61.83日→61.51日(平均62.33日) 
                                         と変化なく
  体重増加率 ・・ 74.4%→78.41%(平均76.87%) と微増
③「私たちの施設の体重」、考察
 ・最低日の最大体重減少率
   -8から-9%までの体重減少群・・入院中母乳率60%下回る
                               (補足率40%超える)
  -9から-10%までの体重減少群・・1ヵ月母乳率90%下回る
  -10%超える体重減少群・・現在1%以下で稀
  -7%までの体重減少群・・現在約60%
 ・退院時の体重回復率
  -7%超える体重減少群・・現在3%未満、入院中、2週間、1カ月の
                                       体重はよくない
  -6から-7%までの体重減少群・・体重増加、2週間(2%)は不十分
   母乳率は入院中(50%弱)、2週間(90%弱)、1ヵ月(80%強)とよくない
  -4から-6%までの体重減少群・・母乳率は入院中60%弱、
                                     2週間、1ヵ月の母乳率、体重増加ともに問題なし
  -1%を超えない体重減少群・・現在50%近い
 ・2週間時の体重増加率
  平均体重増加率・・(17年間で)7.37→8.28% と大きい変化はないが、
  2週間時未回復(出生体重へ復帰していない)例は13.3→6.87%と改善
  0から-4%までの体重未回復群・・退院時(-6%超)1ヵ月(20~25%)ととも
   に体重増加がよくない。母乳率は退院時(90%台)を除き、入院中(50%前後)、
   1ヵ月(80%台)と低い
  -4%を超える体重未回復群・・退院時(約-8%)、1ヵ月(15%前後)ともに体重
   増加が悪い。母乳率は入院中(40%前後)、1ヵ月(80%弱)と悪い
 ・1ヵ月時の体重増加率
  20%未満の増加率(対出生体重)群・・母乳率1ヵ月(75%未満)、
  入院中(40%台)、退院時、2週間(80%台)の母乳率も低い。
  この群の体重、入院中(-10%近く)、退院時(-6%超)、2週間(-1超)と悪い
  20から30%までの増加率群・・母乳率1ヵ月(90%未満)、
     入院中(40%台)も悪い。
  この群の体重、入院中(-9%近く)、退院時(-4%超)、2週間(3%台)と
     増加よくない。

C.入院中の母乳育児支援
①体重の日令変化(%、3年毎) (1995-96)/(17年間平均値)/(2009-2011)
  ・日令1の体重 ・・ (-4.77)/(-4.42)/(-3.47)
  ・日令2の体重 ・・ (-7.95)/(-7.09)/(-6.07)
  ・日令3の体重 ・・ (-8.12)/(-6.67)/(-5.54)
  ・日令4の体重 ・・ (-6.56)/(-4.99)/(-3.87)
  ・日令5の体重 ・・ (-4.66)/(-3.15)/(-2.18)
②支援の最終ポイント、退院日(日令5)
  ・退院日は(実際上)幅があるので、日令5を退院日評価の代用とする
  ・推奨域(目標)・・「おっぱい」の分泌量は十分あり、「赤ちゃん」の
         体重回復は-2~3%で、母と子の「サイン」でのやり取りができている
   ・要注意域・・「赤ちゃん」の体重回復が不十分で、
           まだ-5%を超えている場合、補足あり
③支援評価の中間ポイント、最低体重日(日令2)
    ・最低体重日はその日に確定できないため、日令2を最低日評価の代用とする
  ・推奨域(目標)・・「おっぱい」にトラブルなく分泌は量になっている、「赤ちゃん」の
       体重減少は-6~7%の範囲で、「母親」の授乳技術、「心」が育ち、「早めの
       空腹のサイン」が分る
  ・要注意域・・不適切な吸着のため、「おっぱい」のトラブル持続し分泌量増加見ら
      れず、「赤ちゃん」の啼泣、発熱、低血糖、体重減少と「補足」が生じ、「母親」から
      の「預かり希望」などのネガティブなサインが現れる
④要注意のチェックポイントを抽出、出生時(早期母子接触後、2~4時間)
 ・妊娠中の「母親教育」の理解、「おっぱい」手当て(準備)
 ・出産・出生による(母子への)負荷、達成感
 ・早期母子接触の影響
 ・「おっぱい」の分泌はどうか
⑤支援の最重要ポイント、初回授乳時
 ・「適切な吸着」での哺乳-授乳となっているか
 ・適切な吸着は、「早めの空腹のサイン」での授乳で可能となる
 ・静覚醒からの係わりを経て、動覚醒の「早めの空腹のサイン」をアドバイスする
 ・「適切かどうか」の評価は難しいが、「不適切な吸着」の評価は可能である
 ・不適切な吸着は、「おっぱい」に表われる
 ・「おっぱい、乳頭」のトラブルの有無が最も早めの不適切なサイン
 ・「赤ちゃん」の啼泣、発熱、低血糖、やや多め(5%を超える)体重減少も
                                                                                                 不適切なサイン
 ・生まれて20時間頃に評価する
⑥チェックポイント、各時期の推奨値、要注意値、危険値(%)
   20時間  -3~-4   -5前後   -6>
   日令2   -6~-7   -8~-9   -10>
   日令5   -2~-3   -4~-5   -5>



10月3日   
富山県母乳育児研究集会 講演 『赤ちゃんの心を聞く、母乳育児』をしてまいりました。前夜に引き続きの話のため、(口や頭が回るかどうか)若干心配していましたが、100数十名の参加者皆さまの熱気に押され、精一杯話してきました。
  はじめに) この「演題」の意味について説明させていただきました。私が今最も気になっていること、大切にしたいと思っていることとは、この演題の「赤ちゃんの心」を「聞く、聞きたい」という思い、それを演題にさせていただきました。そこに至った経過を話させていただきたい、ということです。
桶谷そとみ先生(富山県高岡市出身)と、山内逸郎先生、お二人との出会いから、私の「母乳育児」との係わり、支援が始まり、私たちの施設の取組みが始まりました。そしてその中で出会った「生まれて、入院中の赤ちゃん」の「顔、表情~動睡眠中」から、「赤ちゃんの心の世界」を感じ取りたい、もし少しでもその意味をお母さま方にお伝えすることができれば、もっと早く子育てが楽しいものになるのではと思えたからです。そのスライドを何枚か見ていただきました。
母、子に出会う、に出会う) 次に目を奪われたのは、周産期に係わる多くの皆さまと同様に、「生まれたての赤ちゃんと母親」のシーンです。現在「早期母子接触」と呼ばれているあの時間帯の出来ごとです。何人かのお産に立ち会ううちにとても素晴らしいカップル(母と子)の写真を撮らせていただくことができました。「産んだ母親」はわが子との出会いで何を感じるであろう。「生まれた赤ちゃん」はお腹(子宮)の中と異なるこの世界を、そして母親との出会いをどのように感じるであろうか。
妊娠中の係わり) この項では『妊娠中、赤ちゃんは毎日何をしているのだろう? 何を考えているのだろう? (おなかの)赤ちゃんの声、思い、願い、聞こえていますか?』について、「妊娠、産科の特殊性」「妊婦はいつ、赤ちゃん、胎児を意識するのか」「母親をrespectすると」「胎児は何をしている、思っているか」を話しました。
お産の時) この項では『お産の時、赤ちゃんはどのような「状態」にいると思いますか? どのように感じ、どのように思っているのか、想像してみませんか?』について、「出産前、陣痛時の赤ちゃんの思い」「バースコーナーでのフリースタイル出産」「出産直後の赤ちゃんの思い」のお話をいたしました。
出産直後の早期母子接触) この項では『生まれて「見えるもの」、「聞こえるもの」、出会うものの全てが新鮮! 赤ちゃんの「驚き」、そして「不安」を想像できますか?』について、「早期母子接触」「first contactはeye contactで」「赤ちゃんは待っています」の話をいたしました。
入院中の係わり) この項では『おっぱい、お母さん、毎日毎日が新しい出会いにサプライズ! 「注視」「好奇心」から「育つ心」が育つ。この世の人、物との関係作りが始まっていく』について「母子同室の入院1週間」「入院中の望まれる係わり」の話をいたしました。
退院後の係わり) この項では『母乳育児、授乳で赤ちゃんの心を聞く~赤ちゃんの世界、未来、人生が始まっていく』について、「赤ちゃん、家族とおっぱい」「2週間健診の赤ちゃん」の写真を見ていただきました。


投稿者 医療法人 笠松産婦人科・小児科 | PermaLink | コメント(0) | トラックバック(0)
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