産婦人科は泉南付近の笠松産婦人科・小児科へ@大阪・阪南市
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院長の活動

院長活動報告
 2014年

 1月18~19日 日本母乳の会理事会出席

 

 1月21日     保険請求勉強会(堺市民会館)

 

 2月2日      第5回近畿母乳育児フォーラム

              於) グランフロント大阪

              テーマ) 『乳腺炎への対応』

                   『補足基準について』

              参加者) 200名を超える予想以上の参加者数でした

 

 2月5~6日   モンゴル国より、新生児科医のトンガラク先生、オユンナ先生が研修訪問に来られました(今年で6回目、そしてこの年で終了となりました)。

            毎回恒例の、夕食会、朝からスタッフによるフリースタイル出産、授乳支援・介助、小児科健診の説明、午後から院長の「私たちの施設のお産、母乳育児支援」のプレゼン、モンゴル国新生児医療の紹介のあと、これまた恒例の歓迎パーティと、私たちの施設のおもてなしに充実した時間を過ごしていただいたのではないか、と思っています。記念写真、プレゼント交換、特に今回は「着物着付け体験」を企画し、とても喜んでいただけたと感じています。

 

 2月8日      泉州和医大会に参加してまいりました

 

 2月22日     ベルランド総合病院BFH認定記念講演会に参加し、日本母乳の会を代表して祝辞を述べてまいりました。

 

 3月8~9日   “おさんぽ”(自然出産を目指す産科医の集まり)のオフ会が群馬県の伊香保温泉であり、行ってまいりました。メンバー中、参加された方は少数でしたが、とても楽しく語らいました。短いひと時でしたが、極上の時間となりました、ありがとうございました。

 

 4月8日      難波で久しぶりに“いいお産の日”のメンバーが集まりました。「このままでいいのか」などいろいろ意見が噴出しました。

 

 4月12日     枚方市のO産婦人科(友人でもあるのです)で『10ヵ条を施設に導入するには』の演題で講演してまいりました。

            構成は、A.母乳育児成功のための10ヵ条 B.「入院1週間」という環境 C.「入院中の支援」を解析する D.「入院中の支援」の実践 で講演させていただきました。

 

 4月19日     大阪母乳の会定例会

 

 4月26日     日本母乳の会関連委員会会議

 

 5月11~12日 北陸地方の病院にBFH現地調査に行ってまいりました。素晴らしい病院でした。

 

 5月16、20日  奈良県天理市の病院のスタッフが2名ずつ2日がかりで施設見学に来られました。

 

 5月24~25日 中部地方のBFH病院に訪問、支援に行ってまいりました。良く頑張っておられました。

            講演の構成は、A.私たちの周産期環境 B.母乳育児支援の「評価」 C.「入院中」の母乳育児支援 D.「赤ちゃんの心を聞く」母乳育児 で話をさせていただきました。

 

 6月8日      大阪母乳の会第17回“おっぱい・子育ておおさかフォーラム”(ところ;ブリーゼプラザ)の企画は、スキルアップセミナー、『初回授乳、生まれて24時間の取組み』『STS、母子同室のリスクマネージメント』『施設退院後のフォロー』の3つの演題に、大阪府下BFH6施設が、2施設ずつ、発表役、コメント役、司会進行役に分かれて、トークバトルを行う刺激的なもので、結果も十分満足すべきものとなったと感じています。

 

 6月28~29日 日本母乳の会理事会に出席してまいりました。

 

 7月6日      ひょうご母乳・育児の会に参加してまいりました。

            

 7月6日      同じ日に大阪府立母子センターのワークショップがあり、当院のスタッフがチューターとして参加しました。

 

 7月10日     泉佐野泉南勉強会で大阪大学木村教授がお話していただき、その司会をさせていただきました。拙い司会で申し訳ありませんでした。このたびはありがとうございました。

 

 7月19日     なにわ周産期セミナーに参加してまいりました。

 

 7月20日     わかやま母乳の会に参加してまいりました。

 

 8月1~3日   熊本市で開催された母乳育児シンポジウムにスタッフ4名と共に参加して参りました。近藤実行委員長始め、地域の実行委員皆さまの思いが伝わってくる、素晴らしい集まりでした。お疲れさまでした。本場の郷土料理、ごちそうさまでした。

 8月3日     シンポジウムの合間に、少し足を延ばして「水俣病資料館」に行ってまいりました。学生時代からの数十年来の“果たしきれなかった”思い、少しは晴らすことができました。皆さまのご冥福をご健康を祈りつつ。

 8月5日     産経新聞より「母乳育児支援」の取材を受けました。母乳育児の優れた点は「育つ心を育てる」ところにある、と話させていただきました。

 

 8月24日     関連委員会の会議に出席してまいりました

 

 9月6日      大阪母乳の会定例会で、青野敏博先生に「プロラクチン・オキシトシン」セミナーをお願いしました(今回から計3回です)。

 

 9月7日      日本母乳の会新理事会が招集され、出席してまいりました。

 

 9月27日     和歌山医大病院で、NCPRAコース受験してまいりました(無事合格しました)。

 

 9月28日     三杉進先生お別れ会に出席してまいりました。本当にこれでお別れですよね、三杉さん!

 

11月15日     大阪母乳の会定例会「青野敏博先生セミナー②」開催

 

11月29~30日 BFH施設連絡会議にスタッフ2名と共に出席してまいりました。

 

12月13日     日本母乳の会関連委員会会議に出席してまいりました。

 

12月20~21日 中国地方のBFH病院に訪問・支援に行きました。講演は『母乳育児支援で目指すもの』の演題で、内容は「A.母乳育児支援の成功とは B.入院中の母乳育児支援 C.赤ちゃんの心を聞く母乳育児」でした。お役に立てましたでしょうか? 元気出ましたでしょうか?

 

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院長の活動報告(H24年12月)
 12月2日   
日本母乳の会 BFH連絡会議

今年の会議は、「総合病院・周産期センター」と「開業産科」の2グループに分かれて、討議しました。同じような施設間の討議で、問題点がより深まったという肯定的な側面と、総合討議で明らかになった如く、それぞれの課題を拡大させていくような印象をうけました。難しいところです。

 

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院長の活動報告(H24年10月)
 10月2日   
富山県立中央病院で、『入院中の母乳育児支援を考える』の演題で講演してまいりました。
講演内容の見出しに沿ってのべます。(富山県立中央病院は「赤ちゃんにやさしい病院」です)
A.「入院1週間」、施設の役割
①入院日数~1週間・・・「(各国の)入院日数の違い」「入院1週間の影響」
                           「産後の入院期間の意義、意味」「入院1週間の結果と現状」
②「入院1週間」の母乳育児支援・・・
 ・母乳育児支援の目標・・「入院中の母乳(だけ)で赤ちゃんの体重が増え、
                  退院後も母親が母乳育児を続けられること」
 ・入院中の母乳育児支援の構成
   母乳育児は3つの要素で成り立っている・・「おっぱい」「赤ちゃん」「母親」
   Ⅲ期にステージ分類して援助する・・「乳汁分泌期」「児体重増加期」
                             「母乳育児確立期」
   3.5ヵ所に援助のチェックポイントを設ける・・「出生直後(2~4時間)」
                                                           「生まれて20時間」「日令2」「日令5」

B.「体重減少、増加」という指標
①「赤ちゃんの体重増加」を考える・・・「赤ちゃんの体重減少、増加」、
                                                       母親・家族の思い、医療者の思い
②「私たちの施設の体重」、結果・・・(17年間、3年単位で)
 ・分娩数 6833件  新生児数 6862人  
     対象児数 6141人(89.5%)
   (2500g以上~4000g未満、37週以上~42週未満、単胎、健常児)
 ・母乳率(2009~2011) ・・入院中(完全)71.0→退院時94.8→
                      2週間92.6→1ヵ月90.4→2ヵ月87.7%
 ・最低日 ・・ 2.75日→2.3日 と早まる
   最大体重減少率 ・・ -9.26%→-6.56%(平均-7.84%) 
                 と減少が少なくなる
 ・退院日 ・・ 5.94日→5.86日(平均5.88日) と変化なく
   退院時体重回復率 ・・ -3.33%→-1.0%(平均-1.9%)
                                        と回復が目覚ましい
 ・2週間(健診日) ・・ 13.22日→12.96日(平均13.05日)と変化なく
  体重増加率 ・・ 7.37%→8.58%(平均8.2%) と増加
 ・1ヵ月(健診日) ・・ 31.24日→32.24日(平均32.27日)と変化なく
  体重増加率 ・・ 35.87%→40.87%(平均38,87%) と増加あり
 ・2ヵ月(健診日) ・・ 61.83日→61.51日(平均62.33日) 
                                         と変化なく
  体重増加率 ・・ 74.4%→78.41%(平均76.87%) と微増
③「私たちの施設の体重」、考察
 ・最低日の最大体重減少率
   -8から-9%までの体重減少群・・入院中母乳率60%下回る
                               (補足率40%超える)
  -9から-10%までの体重減少群・・1ヵ月母乳率90%下回る
  -10%超える体重減少群・・現在1%以下で稀
  -7%までの体重減少群・・現在約60%
 ・退院時の体重回復率
  -7%超える体重減少群・・現在3%未満、入院中、2週間、1カ月の
                                       体重はよくない
  -6から-7%までの体重減少群・・体重増加、2週間(2%)は不十分
   母乳率は入院中(50%弱)、2週間(90%弱)、1ヵ月(80%強)とよくない
  -4から-6%までの体重減少群・・母乳率は入院中60%弱、
                                     2週間、1ヵ月の母乳率、体重増加ともに問題なし
  -1%を超えない体重減少群・・現在50%近い
 ・2週間時の体重増加率
  平均体重増加率・・(17年間で)7.37→8.28% と大きい変化はないが、
  2週間時未回復(出生体重へ復帰していない)例は13.3→6.87%と改善
  0から-4%までの体重未回復群・・退院時(-6%超)1ヵ月(20~25%)ととも
   に体重増加がよくない。母乳率は退院時(90%台)を除き、入院中(50%前後)、
   1ヵ月(80%台)と低い
  -4%を超える体重未回復群・・退院時(約-8%)、1ヵ月(15%前後)ともに体重
   増加が悪い。母乳率は入院中(40%前後)、1ヵ月(80%弱)と悪い
 ・1ヵ月時の体重増加率
  20%未満の増加率(対出生体重)群・・母乳率1ヵ月(75%未満)、
  入院中(40%台)、退院時、2週間(80%台)の母乳率も低い。
  この群の体重、入院中(-10%近く)、退院時(-6%超)、2週間(-1超)と悪い
  20から30%までの増加率群・・母乳率1ヵ月(90%未満)、
     入院中(40%台)も悪い。
  この群の体重、入院中(-9%近く)、退院時(-4%超)、2週間(3%台)と
     増加よくない。

C.入院中の母乳育児支援
①体重の日令変化(%、3年毎) (1995-96)/(17年間平均値)/(2009-2011)
  ・日令1の体重 ・・ (-4.77)/(-4.42)/(-3.47)
  ・日令2の体重 ・・ (-7.95)/(-7.09)/(-6.07)
  ・日令3の体重 ・・ (-8.12)/(-6.67)/(-5.54)
  ・日令4の体重 ・・ (-6.56)/(-4.99)/(-3.87)
  ・日令5の体重 ・・ (-4.66)/(-3.15)/(-2.18)
②支援の最終ポイント、退院日(日令5)
  ・退院日は(実際上)幅があるので、日令5を退院日評価の代用とする
  ・推奨域(目標)・・「おっぱい」の分泌量は十分あり、「赤ちゃん」の
         体重回復は-2~3%で、母と子の「サイン」でのやり取りができている
   ・要注意域・・「赤ちゃん」の体重回復が不十分で、
           まだ-5%を超えている場合、補足あり
③支援評価の中間ポイント、最低体重日(日令2)
    ・最低体重日はその日に確定できないため、日令2を最低日評価の代用とする
  ・推奨域(目標)・・「おっぱい」にトラブルなく分泌は量になっている、「赤ちゃん」の
       体重減少は-6~7%の範囲で、「母親」の授乳技術、「心」が育ち、「早めの
       空腹のサイン」が分る
  ・要注意域・・不適切な吸着のため、「おっぱい」のトラブル持続し分泌量増加見ら
      れず、「赤ちゃん」の啼泣、発熱、低血糖、体重減少と「補足」が生じ、「母親」から
      の「預かり希望」などのネガティブなサインが現れる
④要注意のチェックポイントを抽出、出生時(早期母子接触後、2~4時間)
 ・妊娠中の「母親教育」の理解、「おっぱい」手当て(準備)
 ・出産・出生による(母子への)負荷、達成感
 ・早期母子接触の影響
 ・「おっぱい」の分泌はどうか
⑤支援の最重要ポイント、初回授乳時
 ・「適切な吸着」での哺乳-授乳となっているか
 ・適切な吸着は、「早めの空腹のサイン」での授乳で可能となる
 ・静覚醒からの係わりを経て、動覚醒の「早めの空腹のサイン」をアドバイスする
 ・「適切かどうか」の評価は難しいが、「不適切な吸着」の評価は可能である
 ・不適切な吸着は、「おっぱい」に表われる
 ・「おっぱい、乳頭」のトラブルの有無が最も早めの不適切なサイン
 ・「赤ちゃん」の啼泣、発熱、低血糖、やや多め(5%を超える)体重減少も
                                                                                                 不適切なサイン
 ・生まれて20時間頃に評価する
⑥チェックポイント、各時期の推奨値、要注意値、危険値(%)
   20時間  -3~-4   -5前後   -6>
   日令2   -6~-7   -8~-9   -10>
   日令5   -2~-3   -4~-5   -5>



10月3日   
富山県母乳育児研究集会 講演 『赤ちゃんの心を聞く、母乳育児』をしてまいりました。前夜に引き続きの話のため、(口や頭が回るかどうか)若干心配していましたが、100数十名の参加者皆さまの熱気に押され、精一杯話してきました。
  はじめに) この「演題」の意味について説明させていただきました。私が今最も気になっていること、大切にしたいと思っていることとは、この演題の「赤ちゃんの心」を「聞く、聞きたい」という思い、それを演題にさせていただきました。そこに至った経過を話させていただきたい、ということです。
桶谷そとみ先生(富山県高岡市出身)と、山内逸郎先生、お二人との出会いから、私の「母乳育児」との係わり、支援が始まり、私たちの施設の取組みが始まりました。そしてその中で出会った「生まれて、入院中の赤ちゃん」の「顔、表情~動睡眠中」から、「赤ちゃんの心の世界」を感じ取りたい、もし少しでもその意味をお母さま方にお伝えすることができれば、もっと早く子育てが楽しいものになるのではと思えたからです。そのスライドを何枚か見ていただきました。
母、子に出会う、に出会う) 次に目を奪われたのは、周産期に係わる多くの皆さまと同様に、「生まれたての赤ちゃんと母親」のシーンです。現在「早期母子接触」と呼ばれているあの時間帯の出来ごとです。何人かのお産に立ち会ううちにとても素晴らしいカップル(母と子)の写真を撮らせていただくことができました。「産んだ母親」はわが子との出会いで何を感じるであろう。「生まれた赤ちゃん」はお腹(子宮)の中と異なるこの世界を、そして母親との出会いをどのように感じるであろうか。
妊娠中の係わり) この項では『妊娠中、赤ちゃんは毎日何をしているのだろう? 何を考えているのだろう? (おなかの)赤ちゃんの声、思い、願い、聞こえていますか?』について、「妊娠、産科の特殊性」「妊婦はいつ、赤ちゃん、胎児を意識するのか」「母親をrespectすると」「胎児は何をしている、思っているか」を話しました。
お産の時) この項では『お産の時、赤ちゃんはどのような「状態」にいると思いますか? どのように感じ、どのように思っているのか、想像してみませんか?』について、「出産前、陣痛時の赤ちゃんの思い」「バースコーナーでのフリースタイル出産」「出産直後の赤ちゃんの思い」のお話をいたしました。
出産直後の早期母子接触) この項では『生まれて「見えるもの」、「聞こえるもの」、出会うものの全てが新鮮! 赤ちゃんの「驚き」、そして「不安」を想像できますか?』について、「早期母子接触」「first contactはeye contactで」「赤ちゃんは待っています」の話をいたしました。
入院中の係わり) この項では『おっぱい、お母さん、毎日毎日が新しい出会いにサプライズ! 「注視」「好奇心」から「育つ心」が育つ。この世の人、物との関係作りが始まっていく』について「母子同室の入院1週間」「入院中の望まれる係わり」の話をいたしました。
退院後の係わり) この項では『母乳育児、授乳で赤ちゃんの心を聞く~赤ちゃんの世界、未来、人生が始まっていく』について、「赤ちゃん、家族とおっぱい」「2週間健診の赤ちゃん」の写真を見ていただきました。


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院長の活動報告(H24年8月~9月)
 8月3~5日  
第21回母乳育児シンポジウム(岡山)
BFH認定12年目のクリーニングとして、ポスター発表『3年毎の施設のデータ』(2009~2011年)してまいりました。

内容として、
A.3年間(2009~2011年)の施設のデータ・・・「分娩」「新生児」「入院期間」「母子同室児の入院中の栄養法、体重減少回復率、退院後の栄養法」「まとめ~以下」
 ①産科データ・・私たちの施設の医療介入は、「陣痛誘発促進剤使用」「帝王切開」「会陰切開」のみで、ここ数年合計20%前後となっている。分娩数は減少傾向である。
 ②母乳データ・・入院中の補足はこの2年20%台となった。補足に人工乳を多くすると、見事に退院時、2週間健診時、1ヵ月健診時の母乳率が低下する。難しいものだ。ともあれ、糖水補足率はやや減少できた。
 ③体重データ・・比較的良い(?)成績と思っているのが、入院中の赤ちゃんの体重減少率が少ないこと、である。帝王切開群も含め、最大体重減少(最低体重)が平均-6~-7%、最低体重日も2.3~2.4日、退院時(平均5.8日)体重回復が-1%台までとなっている。「10%体重減少」は今では遥か昔となった。スタッフの細やかな係わりが、功を奏しているのであろう。

B.3年間(2009~2011年)の施設の活動
 ①経過・・・施設内(ワーキンググループ)の活動、施設外(大阪、近畿)
 ②活動内容・・・2つの問題点「糖水投与基準の見直し、援助の統一を図ること」「母乳育児支援の見直し」から、4つの委員会の設立
   ・自然出産、フリースタイル出産再検討委員会・・(フリースタイル分娩実践集(日総研)の『フリースタイル出産の意義と実践~妊娠期から陣痛・出産時』をご参照ください)
   ・早期母子接触委員会・・「新生児行動記録」「バースクッション」「(特集『正しい情報を得て、続けよう、バースカンガルーケア』(助産雑誌)の『~実践中の施設からの報告―笠松産婦人科・小児科』をご参照ください。
   ・初回授乳委員会・・「母乳育児の三要素」「3つのステージ(Ⅲ期)に分けて支援する」「3.5ヵ所にチェックポイントを設ける」
   ・退院後支援委員会・・「おっぱい母子合宿」の検討

C.体重データ(1995~2011年の16年間)の到達値と平均値より、推奨域、要注意域を設定する



8月25~26日 
 日本母乳の会 BFH関連委員会


9月16~17日  
 日本母乳の会 理事会

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院長の活動報告(H24年7月)
7月10日   
阪南市 聞いて納得講座 講演『子宮頸がん、HPV、検診、ワクチン』阪南市保健センターで話をしてきました。
「子宮頸がん」は、唯一(?)病因がはっきりしている「癌」です。ヒトパピローマウイルス(HPV~150種類以上あるといわれている)の悪性タイプ(10数種類あるといわれている)による感染が原因です。このウイルスが数年間にわたって子宮頚部で持続感染し、異型性ⅠからⅢと進み、癌化していく、と殆どその病態は解明されています(多くはその途中で正常化します)。
HPVはセックスを通して、子宮頚部に侵入します。今のところセックスの前に悪性タイプかどうかを診断することはできません。それゆえセクシャルデビュー(セックスを体験する)すれば、2年ぐらいで、子宮癌検査を受ければ、極めて早期に発見し、対策を考えることができます。
「子宮頸がんワクチン」はこの悪性タイプ(16、18型のみ、このタイプは年齢、国によって差があるが、60~90%を占めていると言われている)の侵入を防ぎます(すべての悪性タイプを防ぐのではないので、子宮癌検査は、やはり受ける必要があります)。
子宮頚がんワクチンには2種類あります。2価(サーバリックス)と4価(ガーダシル)で、「2価」は「16、18」による「子宮頚部の変化、異型性Ⅱ、Ⅲ」に対し防ぐ効果があり、「4価」は「16、18」による「子宮頚部の変化、異型性Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ」「膣がんに繋がる膣腫瘍」「外陰がんに繋がる外陰部腫瘍」と「6、11」による「膣壁や退院部にできる良性の“いぼ”、尖圭コンジローマ」を防ぐ効果を持っています(妊娠中の母親が出産時に膣や外陰部のこの“いぼ”があれば、生まれてくる赤ちゃんに感染し、数年(2ヵ月~10年)後に呼吸器に発症します。初発症状は嗄声で、耳鼻科に受診する主訴の第2位と言われています。治療は外科的、手術での切除ですが、原因がウイルスなので繰り返し再発します。「若年性再発性呼吸器乳頭腫症」と言われています)。
この2種類のワクチンは現在世界中で使用されています。4価のワクチンが約8割をしめ、多くの国では、セクシャルデビュー前の、10歳過ぎより18歳頃までに(定期接種として)予防接種され、接種者は対象年齢のほぼ7~8割に達しているとのことです。
注)日本でのワクチン接種率は、「子宮頸がんワクチン」だけでなく、諸外国(先進国、途上国を問わず)に比べ、  その他のワクチン接種率もかなり低いようです。子宮頸がん検診率も相当低いようです。理由は何なのでしょうか? 

7月22日   
第6回わかやま母乳の会で、当院の松岡看護師が、シンポジウム「退院後の母乳育児支援」で『私たちの施設の退院後の母乳育児支援~母子健診、母乳外来、おっぱい母子合宿~』の演題で話しました。
内容は、
   A.「母乳育児成功のための10ヵ条」と「第10条」「BFHI」「私たちの施設」
   B.「退院後の支援~おっぱい母子合宿を中心に」
    ・「母子健診」「乳房マッサージ」
    ・「おっぱい母子(おやこ)合宿」
 退院後の授乳トレーニング入院「おっぱい母子合宿」は、“母乳のみでの体重増加”という面では、自施設出産例には効果的であったが、他施設出産例(特に他施設健診・他施設出産例)では、「乳頭混乱」や「刷り込み」などにより、生後日数に比例して難しい結果であった。しかしながら、2~3日の「おっぱい母子合宿」は、援助中の母親たちのいくつもの一言、つぶやきから、様々な「お産やおっぱい」への想いを整理する、「時間と空間」の役割を果たしているようである。このこともやはりたても大切な役割なのであろう。
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